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遺伝子に原因がある糖尿病

日本では全糖尿病1%の極めてまれな糖尿病

1999年に日本糖尿病学会より提唱された、「遺伝因子として遺伝子異常が同定されたもの」と分類された遺伝子異常による糖尿病があります(WHOの 1998年の分類では、2次性糖尿病と同じ項目とされています)。このタイプは、母系遺伝すること、難聴(感音性)を伴うことが多いことなどの特徴があり、日本人では全患者の1%程度と珍しいものです。

インスリン遺伝子やインスリン受容体遺伝子異常ほか、若年発症(25歳以下)で、1型糖尿病ほど重症ではないとされています。濃厚な家族歴(常染色体優性)を有しているのが特徴で、若年発症成人型(MODY:maturity-onset type diabetes of the young)と呼ばれるもの(タタソール症候群)やミトコンドリアDNAの異常によるものなどが含まれています。

• MODY
純粋に糖尿病のみを来すメンデル遺伝疾患で、常染色体優性遺伝を示します。内服薬による治療が奏効する場合が多いとのこと。

• ミトコンドリア遺伝子異常
そのメカニズム通り母方のみから遺伝し、難聴を伴うMIDD(Maternally Inherited Diabetes and Deafness)、最重症型で脳卒中、乳酸アシドーシスなどを来すさまざまな病像を呈します。

• インスリン受容体異常症
黒色表皮腫や体毛が濃いなどの特徴的な体格がみられます。

いずれも診断にはDNAを検体とした特殊な検査が必要とされています。

 
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